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ダイダロス・ウォレットから委任する
更新日:2021年9月26日
ここではダイダロスを使って5chプールに委任する方法をお知らせします。

目次
ダイダロス・ウォレットの概要
ダイダロスはIOHKによって開発されているパソコン用のウォレットです。
Windows、macOS、Linux どのプラットフォームでも利用できます。
現在、対応しているOSは以下です。(Windows7が未対応なのに注意してください)

ダイダロスはヨロイ・ウォレットと違ってカルダノのブロックチェーン全体をパソコン内にダウンロードします。そのため、パソコンの空き容量が結構必要(15GB以上)でダウンロードの時間もかなりかかります。
ダウンロードが完了しないとダイダロスの完全な機能を利用できません。
ブロックチェーンをダウンロードしながら検証しているのでマシンパワーも必要です。
以下は公式の推奨スペックです。

エイダの送受信やプールの委任を行うという用途ではヨロイ・ウォレットでも十分です。パソコンにスペックに不安がある方にはヨロイ・ウォレットの利用をお薦めします。
ダウンロードとインストール
下記のダウンロードページらダウンロードできます。
あなたがお使いのプラットフォーム用のダイダロスをダウンロードしましょう。
ここではWindows版で説明します。
ダウンロードが終わったら、ダウンロードしたファイルを選択して起動しましょう。

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?というダイアログが表示されます。発行元が「Input Output HK Limited」であることを確認の上、「はい」を選択しましょう。
インストーラーが起動しますが、インストール先のフォルダやディスクの空き容量に問題がなければ「インストール」ボタンを押してインストールを開始しましょう。

インストールが完了したら「閉じる」ボタンを押しましょう。

これでインストールは完了です。
Windows の場合はデスクトップにダイダロスのアイコンが出来ていますので、これをダブルクリックすることで起動できます。

もしデスクトップにアイコンがなければ、タスクバーの検索欄に「Daedalus」と入力して検索結果に出てくるアプリ「Daedalus Mainnet」が出てくるのでそれを選べば起動できます。


起動とブロックチェーンの同期
ダイダロスはフルノード型のウォレットなので、カルダノのブロックチェーンを全てローカルにダウンロードする必要があります。
また、ダウンロードしたブロックチェーンの内容が壊れていないかを検証するための処理も行います。
そのため、起動時直後には以下のような表記が出てくる場合があります。検証が終わるまで待ちましょう。

また、ブロックチェーンのダウンロード状況は右上に表示されます。

詳しいダウンロード状況はこのアイコンにマウスカーソルを重ねると表示されます。

ダウンロードと検証が終了するとアイコンが以下のマークになります。

ブロックチェーンのダウンロードにはかなりの時間がかかります。検証やダウンロードが終わるまでウォレットの操作は開始できません。光ファイバーなどの高速回線でもダイダロスが利用できるまでに半日~1日程度かかる場合があります。
ダウンロードが100%になるまで待ちましょう。
今後、起動するたびにブロックチェーンのダウンロードと検証が行われます。ダウンロードは前回ダウンロードしたブロックチェーンの続きからダウンロードするので、しばらくダイダロスを起動していなかったらその分ダウンロードが必要になります。
ダウンロードが完了したら、次はウォレットを作成しましょう。
ウォレットを作成する
すでにダイダロスやヨロイにエイダのウォレットがある場合はこの説明は飛ばして構いません。「ウォレットに入金する」か「プールに委任する」にお進み下さい。
左側のサイドバーからウォレットのアイコンを選択して中央の「作成」ボタンを押してウォレットの新規作成を開始します。

ウォレット名と送金時パスワードを入力します。送金時パスワードはウォレットに入ってるエイダを送金する時に必要となるパスワードです。

次にこのウォレット復元フレーズを確認します。
復元フレーズはウォレットを復元するのに必要な英単語の集まりです。
この復元フレーズが他人の手に渡るとウォレットを勝手に利用されてしまい、最悪はウォレット内のエイダを失う可能性があります。絶対に他人に見られないような環境で確認しましょう。

復元フレーズを他人に見られないよう紙などに書き写しましょう。順序も正しくないといけません。書き写したら下のボタンを押しましょう。

続けて、確認のため復元フレーズの入力が求められます。メモした順序どおりに英単語を入力しましょう。

入力が終わると確認ダイアログが表示されます。各注意書きを読み、問題がなければチェックボックスを入れて確認ボタンを押します。

ウォレットの作成が完了したら、ウォレットの残高とトランザクション履歴についてブロックチェーンと同期します。完了するまで待ちましょう。

ウォレットがブロックチェーンと同期完了したら、ウォレットの残高が表示されます(ウォレットを作ったばかりでは0ADAのはずです)

それでは、次にこのウォレットに委任するためのエイダを入金しましょう。
ウォレットに入金する
先ほど作成したウォレットにエイダを入金します。
ウォレットの一覧は左側のサイフマークを選択するとリストで確認できます。エイダを入金するウォレットを選択しましょう。

このウォレットのアドレスを取得します。
入金したいウォレットの画面で入金タブを押します。

すると、入金に使えるアドレスのリストが表示されます。これらのアドレスのうちどれかを選び、このアドレス宛に入金します。

入金先アドレスのうち、適当なものを選び「共有する」ボタンを押すとダイアログが出てくるので中央の「アドレスをコピーする」を選択することでアドレスをコピーすることが出来ます。

最初は取引所(バイナンスやビットポイントなど)からウォレットに送金することになると思います。
各取引所のエイダの出金方法についてはここでは割愛します。各取引所での出金方法は取引所が公開しているマニュアルをご覧ください。
プールに委任する
それではプールに委任しましょう。
左側のサイドバーの上から2個目のアイコンを選択しましょう。

委任についての画面が開きます。
次にタブの「ステークプール」を選びます。

このステークプールの検索欄に「5ch」と入力します。

すると検索結果にいくつかプールが出てきます。 ここでは「5ch」プールを検索しているので、ティッカーが「5ch」のものをクリックします。
クリックすると、プールの情報が表示されます。問題がなければ「このプールに委任する」を選択します。

委任完了までの手順が書かれたダイアログが表示されます。
「続ける」を押しましょう

次に委任するウォレットを選択します。
ウォレット欄をクリックするとウォレット一覧が表示されるので、今回委任するウォレットを選びましょう。
選択できたら「続ける」を押します。

現在のところ1つのウォレットからは1つのプールにしか委任できません。
次に現在選択されているステークプールが表示されます。
委任先のプールのティッカーコード「5CH」が選択されていることを確認しましょう。
問題がなければ「続ける」を押します。

最後に委任を確認します。
委任を行うウォレットの名前、委任先のプール、手数料等を確認し、問題がなければウォレットを作成時に決めた送金時パスワードを入力し、確認を押します。

この際に手数料とデポジット代がウォレットから引かれます。合計で2エイダちょっとです。
デポジットの2エイダは委任を止めるとウォレットに戻ってきます。手数料は戻ってきません。
委任の通信が終わるまで待ちましょう。
通信が終わると以下のダイアログが表示されます。

それでは委任が出来ているか確認しましょう。
左側のサイドバーの上から2番目のアイコンをクリックして「委任センター」のタブをクリックします。

すると画面中央にウォレットのリストが表示され、どこに委任中かが表示れます。

委任は委任開始してから2エポック後(1エポックは5日間)から有効になります。
今回の説明では291エポック中に委任を行ったので、委任は293エポックから有効になります。上の図の右側はそのことを表しています。
以上で、委任作業は完了です!どうもお疲れ様でした!
今後とも5chプールをよろしくお願いいたします。